練習会実施ルール

鹿児島ドローンクラブ 練習会開催チェックリスト(ドラフト版 180714 Ver.0.1)

1. 心構え-操縦者ではなく参加者が危険回避するつもりで
自動車やドローンの危険回避は”操縦者”がするものだと大多数の人は考えていますが、操縦者自身がコントロールして危険回避できるなら事故など起きません。特にドローンでの事故の多くは”危険回避しようとしてもコントロール不能だった”で起きています。なので企画者、操縦者は万一操縦不能になっても大きな問題にならない場所で飛ばすか、事前に対策を施してください。また参加者は参加者自身がドローンから逃げるような心構えでイベントに参加してください。

2. 飛行場所の確認
□万一操縦不能になっても大きな問題にならない場所である。
□万一操縦不能になっても大きな問題にならないよう防護ネットなど対策を施した。
□民家、宿泊施設、温泉施設から盗撮と勘違いされない場所である。
□パラグライダー、カイトサーフィンなど空を飛ぶスポーツや遊具と衝突しない場所である。
□広場がドクターヘリの緊急離着陸場所に指定されている。
□役所に許可又は届出の確認をした。
□飛行範囲に高圧線鉄塔、電波塔など電波障害を起こすものが無い。

3.飛行(参加者への注意喚起)
□事前に決めた飛行範囲内で飛ばす。飛行範囲:
□事前に参加者全員の使用周波数を確認する。
□電源投入時にドローンがおかしな動きをした場合、飛行をやめる。
□飛行中コントロールが効かなくなった場合、すぐに周りに大声で知らせる。
□会場にいるときは常に飛んでいるドローンに注意する。
□万一ドローンが向かって来たら左右に走って逃げる。絶対にその場に立ち止まらない。
□ドローンを見ていない人にドローンを近づけない。常に人から30メートル以上離して飛ばす。
□人に加え動植物に衝突して傷つけないようにする。

4.運営
□安全管理担当者を2名(陸監視、空監視)指名し、状況に応じて担当者が参加者や見学者、通行人に注意を喚起する。
□事故時の警察、救急車への現在地情報:
□会場には使用許可証など場所利用に関して許可や了承を得ていることを周りの人に知らせるための掲示をする。


参考資料
国土交通省 無人航空機の飛行ルール
奄美大島のドローン飛行ガイドライン