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今日、MBC南日本放送主催のドローンネットワーク会議に参加しました。この会議は「かごしまドローンTRIP」という番組に空撮映像を投稿しているドローン操縦士の方などが集まり、撮影技術や安全管理、その他ドローン空撮についての情報交換をする機会として毎年企画されているようです。
参加者の撮影した映像を紹介する時間では、クライアントから依頼を受けて仕事をしているプロの撮影・編集と、アマチュアとの違いを見比べる良い機会になりました。二者の大きな違いの一つは映像作成の目的の有無にあるようで、また、目的を何にするかとか、意思の有無で出来上がる映像が変わるんだなあと思いながら見ていました。
一視聴者的にはドローン目線の映像に加え、物語のある映像とか、”飛べる人”の目線の映像があると面白いかなと思いました。
会議終了後は放送局内のニュースや番組で実際に使われているスタジオなどを見学したり、と、今回は映像のプロの世界をちょっと覗きに行ってみました。
【参加者のドローン映像で見つけた空撮ヒント】
・前に進みながら視界を下げる
・遠くから対象物を見つけ、近づく
・バックしながら対象が現れる
・加速と減速、タイムラプス
・平凡な場所を視点、変則的移動で見せる、ねじれ飛行
・”なんだこれは?”から引いて全体が現れる
・車などの動きを追って景色を紹介、車など追う対象を自前で用意
・動きのない風景の中に動きをみつける、動きのない風景は自分が動く
・見とれる、風景紹介はベストショットからあまり動かない
・目的、ストーリー、見る人に何を思わせたいか
・空撮映像の種類:芸術・娯楽、説明・報道、心理誘導・宣伝
・プロはまず素材を選んでいる。平凡な素材は非凡?な視点、動き、タイミングを切り出している。
【話題】
・線路をまたいだ飛行は鉄道会社から苦情あり
・民家付近で飛ばすときは念のため警察署へ報告
・スポーツの空撮映像に期待
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